2024年08月07日

祇園祭 ’24–12 祭は終わったが

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2024.08.07

祇園祭 ’24–12
祭は終わったが

 祇園祭が終わって1週間になります、東京には2日の午後に戻りました。
 例年ですと東京に戻って10日間ほどは何もせずに只グウタラ、何もせずに身体を休めて過ごすのが通例でした。 今年はと云えば野暮用が溜まっていて、休養を摂っている訳にはゆきません、作業スペースの片付けやら何やらでゴタゴタしています。
 そんなこんなで、当然のことですが徘徊にも出られておりません、よって撮影もしていません。

 と云うことで、コジ付けのBlogにコジ付けの写真を添付してお茶を濁す事にしたのですが。 元気では無いが取り敢えず生きていることのお知らせまで。

 添付写真の一枚目は祇園さんの舞殿の提灯です。 7/7に行われた綾傘鉾町の社参、これを撮影している合間に撮りました、稚児や町役員が本殿でお祓いを受けている時です、私共アマチュア写真家は外で待機です。 待機中に風が吹いてきて舞殿に飾られている提灯が揺れます、これは面白いと勇んでシャッタを押しました。

 二枚目の写真は7/10の午前中に撮影した、神事用水清祓いに使用される神水を、四条大橋の上で汲み上げているシーンです。 北山を背景に入れて見たのですが如何でしょうか。 ヤハリ青空の方が良いのでは、来年の宿題です。
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2024年08月01日

祇園祭 ’24–11 疫神&八朔

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2024.08.01

祇園祭 ’24–11
疫神&八朔

 八月になりました、昨日7/31は疫神社の夏越祓でした、祇園祭はこの祭礼を行うための1ヶ月にも及ぶ馬鹿騒ぎ、こんなウガッタ見方をしたら祭り関係の皆様に怒られてしまいそうです。 リオのカーニバルなどの西洋の祭礼ですと、神事の前の1週間の断食、そしてその前の馬鹿騒ぎがカーニバルだと聞いた事があります。
 こんなことを聞くと、祇園祭のルーツはシオン祭りだ、と云うのも解るような気もします。

 そして今日は八朔です、普段お世話になっている方々への挨拶回りの日です。 廓では芸妓さんや舞妓ちゃんが、いつもお世話になっているお師匠さんやお茶屋さん回ります。

 添付写真の一枚目は疫神の祓いの1コマです。 祭礼が始まる前の事、祭礼を行う神官たちが、斎館を出て祭典を行う疫神社に向かっているシーンです。 疫神社は西楼門を入った処に在ります。

 二枚目の写真は八朔の1コマです。 祇園甲部のお茶屋、富美代の暖簾を潜る舞妓ちゃん、芸妓さん、そして大っきい姐さんです。 顔も入っていないのにべっぴんレンズ(SFレンズ)で撮りました。

 明日東京に帰る予定です。
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2024年07月30日

祇園祭 ’24–10 大詰に

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2024.07.30

祇園祭 ’24–10
大詰に

 1ヶ月に及んだ祇園祭も昨日の神事済み報告祭も済んで、後は明日行われる疫神の祓いを残すのみとなりました。 歳の所為でしょうか、今年の祇園祭はとにかく疲れた祭りでした、一日中ホテルの部屋でDate整理と言えば聞こえは良いのでしょうが、現実は一日中グウタラです、このような日が3日ほどありました。

 上記のような状況ですので写真が撮れておりません、前回のBlogの続き28日の夜の部、神輿洗いの写真をご覧頂きます。

 一枚目の写真は神輿洗いの前準備で、神輿の通り道を清める大松明です。 南楼門を出て、神幸道下って、石段下から西に進み、四条大橋の上で回せ回せを行い戻ります。 帰りは神幸道、南楼門を通らずに、西楼門から境内に戻ります。 写真は大松明が西楼門を潜るシーンです。

 二枚目の写真は、神輿洗いの為に四条大橋に向かう神輿の露払いをする、宮本組の皆様の行列です。 今年の後の神輿洗いの撮影は石段下だけです、四条大橋でのシーンは私以外の方の写真をご覧下さい、あしからず。
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2024年07月28日

祇園祭 ’24–09 神事用水清祓い

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2024.07.28

祇園祭 ’24–09
神事用水清祓い

 今日は後の神輿洗いです、午前中に神輿洗いに用いられる、御神水の汲み上げと清祓いがありました。 四条大橋の上から鴨川の水を汲み上げて、鴨川左岸四条下るに在るお祓い場で、清祓いされます。 今日の夕刻に、この御神水を用いて四条大橋の上で、清祓いが行われます。
 10日の神輿洗いは鴨川の水に宿る歳神を神輿に移し、今日の神輿洗いは歳神を鴨川にお戻しする、このように聞いていたのですが。 この件に関して、ここ10年ほど疑問を抱いています、詳細は次の機会に譲ります。

 一昨日と昨日は行事が無かったのでノンビリしていました、ノンビリと言えば聞こえが良いのですが、実は疲労コンパイでホテルの部屋でグウタラしていました、一日12時間以上寝ていたかも、ベッドの上に居たのは一日20時間近くになって居たかも。

 そんなこんなでお見せ出来る写真は、今日の午前中に撮影したものしかありません。

 最初の写真は神事用水を汲み上げているところです、このポジションから撮影するのは初めてだと記憶して居ます。 変わり者(色々と挑戦されていらっしゃる方)は私だけでは無いようです、他に3人ほどいらっしゃいました。

 二枚目の写真は清祓いの一コマなのですが、対岸の堤から撮影しました、最初の写真の撮影ポイントから30mほど下流になります。 10日の神輿洗いならばコンナ空なのでしょうが、後祭の場合は青空と入道雲がベストなのかも。
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2024年07月25日

祇園祭 ’24–08 残りは

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2024.07.25

祇園祭 ’24–08
残りは

 一昨日の23日が後祭の宵山で、昨日の24日が後祭の山鉾曳廻しと還幸祭で、そして今日は後祭の山鉾解体がありました。
 23日はあばれ観音の撮影を頑張りすぎて、ホテルに戻ってシャワーを浴びて、ベッドに入った時は日が変っていました。
 24日の昼間は、花笠巡行を出発から御旅所までを撮って、そのあと山鉾曳廻しの四条新町の辻回しに挑戦します。 夜の部は還幸祭です、中御座の神泉苑前の撮影から始めて、三条又旅所に回ります、あとは寺町三条、四条大橋、そして石段下まで撮りました。 この日も寝たのは日が変わる直前でした、大変疲れた一日になりました。
 今日は山鉾の解体です、連日の疲れが残っていた為でしょうか朝が思うように成りません、鉾町に入った時には神松は既に切り落とされて状態でした。

 添付写真の一枚目はあばれ観音の一コマです、夜中に御神体の観音様を蓮台に乗せて暴れ回るのです。 ブレもボケも無いような写真の方が不自然かと思いませんか、それとも下手な言い訳でしょうか。

 二枚目の写真は昨夜の還幸祭です、神宝列が四条大橋まで戻って来て、休憩を取っているところです。 間も無く石段下、そして祇園さんの境内です。

 三枚目の写真は今日の午前中の北観音山で撮りました。 鉾の解体中にタクシーが鉾の脇を通ります、それも4葉のクローバーのヤサカタクシーです、4葉には中々お目に掛かれません、みんなで「ア、四つ葉だ」状態でした。 ここではもう一つ珍しい事に逢いました、屋根周りが残っている状況で、神松が切り落とされているのです、こんな事は40年以上も祇園祭を撮影してきて、始めての経験です。

 長かった祇園祭ですが後祭も終了しました、後は28日の神輿洗い、そして31日の疫神の払を残すのみと成りました。
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2024年07月23日

祇園祭 ’24–07 後祭の宵山

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2024.07.23

祇園祭 ’24–07
後祭の宵山

 今日は23日、後祭の宵山です。 早朝から忙しく飛び回っているように思われがちですが、この時間もホテルの部屋でブログを書いています、何とも優雅な宵山です。
 昼間の駒形提灯や観光客の流れなどは昨日までに撮影済みです、よって今日の午前中はホテルで、昨日、一昨日に撮影したDateの整理をしたりブログを書いたりと、ノンビリ過ごしています。
 午後からはそこそこに忙しくなります、夜の部の撮影は23時からもあります、ホテルに戻ってシャワーを浴びて、ベッドに入れるのは日が変ってからに成るかと。

 添付写真の一枚目は、昨日の昼間の山鉾町の徘徊で撮影しました、黒主山の埒の中に飾られていたものです。 一升瓶には「青龍神水 八坂神社」と書かれた紙が貼られています。

 二枚目の写真も昨日撮影したものです、御旅所前で22時頃の無言詣での一コマですが、あと2〜3時間くらいすると色っぽいお姉さんの無言詣も見られるかもしれません。
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2024年07月21日

祇園祭 ’24–06 カキゾメ

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2024.07.21

祇園祭 ’24–06
カキゾメ

 昨日は後祭の曳初でした、北観音山と南観音山、そして新しく作られた大船鉾と鷹山の、合わせて四輌で行われました。 以前は北と南の二輌だけそれも隣の町でしたので、掛け持ちで撮影する事も可能でした、四輌の掛け持ちにはちょっと厳しいものがあります。

 今日の午前中は橋弁慶山の山建てとカキゾメがありました。 橋弁慶山は舁山(カキヤマ)ですのでよってカキゾメです、舁初と書くのですが私のPCでは書初めと出てきます。 祇園祭の関係書の中には、七月一日が正月だと考えている方が少なく無いと思います、そう成ると書初めもうなずけます。

 一昨日の19日は、疲れが出てしまったので、ホテルの部屋で一日中グウタラして過ごしました。

 ご覧頂く最初の写真は、昨日の曳初の前に撮影した大船鉾の車輪です、今年新調とのことで白木のままです。 白木の車輪を見るのは初めてだったかと記憶しています、同じ材質にしては大分色が違っているなと感じました。

 二枚目の写真は今日の午前中に行われた、橋弁慶山の舁初の一コマです。 以前ですと誰よりも前に出て撮影していたのですが、ここ数年(コロナ辺りから)は1歩、2歩引いて撮るようになりました。 祭りの全体が観えるように成ったのかな?
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2024年07月18日

祇園祭 ’24–05 前祭終了

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2024.07.18

祇園祭 ’24–05
前祭終了

 今日は18日、昨日は前祭の山鉾曳廻と神幸祭がありました。
 このBlogも13日を最後にサボっておりました、いやサボっていた訳では無く撮影に振り回されていたと言った方が正しいかと。 14日は宵々々山、15日が宵々山、16日は宵山、そして昨日17日は前祭の山鉾曳廻と神輿渡御でした。

 宵山の3日間は、駒形提灯に灯が入った夜だけでは無く、昼間も見所があります、また天気の良い日だけでは無く、雨の日も又楽しみ方はあります。 祇園祭は疫病退散の祭です、雨が降ってジメジメしている時期に行われるので、雨が撮れないと祇園祭を撮影している事に成らないかもしれません。
 そういった事で、サボっていた5日間の成果をご覧ください。

 最初の写真は、15日の宵々山で雨の中撮影した駒形提灯です。 月鉾を後方から東を向いて撮影しました、左端に見える細い柱は函谷鉾の真柱です、バックは東山でもっと細い柱は長刀鉾です。

 二枚目の写真は白楽天山の町内で撮りました。 舞妓ちゃんが日傘をさして歩いているように見えなくも無いのですが、鉾の提灯と傘の重なった影です、面白かったので気合を入れてトライしてしまいました。

 三点目の写真は、昨日行われた山鉾曳廻しの1コマです。 山鉾曳廻しは長刀鉾を先頭にして四条新町の交差点を9時に出発します。 出発の前にお稚児さんが強力(剛力)に肩車されて長刀鉾に乗り込むところです。


 13日のBlogに「八坂神社との裁判はどうなったか」と書込みが有りました、ご面倒でなければ八坂神社側にお問い合わせ頂けると、大変有り難いのですが。
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2024年07月13日

祇園祭 ’24–04 松上げ・稚児社参

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2024.07.13

祇園祭 ’24–04
松上げ・稚児社参

 今日は7/13、午前中は長刀鉾の稚児社参、午後は新町通の曳初が有りました。 昨日の午後は新町通の曳初でした、午前中は岩戸山の松上げがありました。 鉾が四本柱の櫓に真柱セットして起こす作業を真木立と呼ぶようです、曳山が真松を立てる作業は松上げと云います。
 駒形提灯に灯が入るのは、早い町内では今夜から、粽は今日から売っている鉾も在りましたが、舁山は明日からに成るのでしょうか。

 本日、ご覧頂く写真の一枚目は、昨日の午前中に撮影した岩戸山の松上げの一コマです。 前回のブログで、鉾の真木立にはウインチを使用したり、クレーン車で行う鉾もあると書きました。 後祭も含めて、曳山の松上げは写真のように人力で行うのが主流です。

 二枚目の写真は、長刀鉾の稚児社参の1コマです。 鉾町を出発して、四条通りを東に進み、鴨川を超えて、西楼門の前を通過しているところです。 コロナの前までは、馬と稚児をアップで撮っていました、最近は広いスパンで撮影する事を学習しました。
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2024年07月11日

祇園祭 ’24–03 本格スタート

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2024.07.11.

祇園祭 ’24–03
本格スタート

 祇園祭も昨日の鉾建および神輿洗によって本格スタートしました、観光客も大変多くコロナ以前よりも多く成ったように見受けます、特に外国人観光客が多いように感じます、これも円安の成せる技でしょうか。
 昨日の朝は8時半にホテルを出て、昼に一度戻って休憩を摂って、撮影を終えたのは20時半位でした。 20時過ぎに撮影を終えたと書きましたが、疲れたので私が個人的に終わらせただけの事で、祭礼自体はまだ続いていました。

 最初にご覧頂く写真は、一昨日の9日に撮影した出囃の1コマです。 宵山が始まるまでは、鉾の囃子方は各所から声を掛けて貰い、料理屋やデパートなどに出向いて演奏を披露します。 この写真は河原町のOPAに出向いていた四条傘鉾です。 四条傘鉾は傘鉾なので鉾の本体は在りません、よって囃子方は歩いて行列に参加します、太鼓も写真のように抱えて歩きます。

 二枚目にご覧頂くのは、昨夜行われた神輿洗いの1コマです。 神輿洗いの神輿が通る道筋、八坂神社から四条大橋までを清める大松明です。 四条大橋の上では大松明を立てて、回せマワセと声を掛けて回します。 この松明の燃え残りが、火伏せのお守りに成るとの事で、家に持って帰ります。

 三枚目の写真は、本日の鉾建の1コマです、四条通の山鉾は、10日と11日の2日間で行われます。 鉾建のメインは四本柱の屋台に、20m以上もある真柱を取付けて、立てる(起こす)作業ですが。 この写真は真柱を取付ける前の作業として、屋台を後方に90度回転させているところです。 古来は人力で引き起こしていました、それがウインチに代わり、そしてクレーンを使う鉾まで出てきました、コレも21世紀の祇園祭なのでしょうか。
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