2023年09月13日

徘徊歳時記 ’23-41 白い彼岸花

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2023.09.13

徘徊歳時記 ’23-41
白い彼岸花

 台風がいくつ来ても、雨が何度降ってもなかなか涼しくなりません。
 昨日、白山神社に行って来ました、都営三田線の白山駅の直ぐ近所です。 白山神社の前に千石(隣の駅)の六義園に寄ったのですが、紫陽花をはじめとする夏の花は終わっていて、その跡形もありません。 秋の花は在ったのかナ、状態です、そう云う事ですので40分ほど掛けて園内を一周して、1シャッタも切らずに園を後にしました。

 白山神社では、ちょっと面白い植物が撮れましたのでご覧ください。
 一枚目は白い曼珠沙華です、彼岸花は彼岸の時季に咲くから彼岸花で、紅が先でその後に白だと思っていたのですが、紅い曼珠沙華は今シーズンに入って、未だ一度たりとも眼にしていません。
 二枚目はタカノハススキだと思います、縦縞がシマススキですか? 一般的な芒は他所で何度か眼にしていますが、鷹の羽芒は昨日の白山神社が、今シーズンの初見です、縞芒は見ておりません。

 明日は長兄の一周忌ですので、横須賀に帰ります、何かと忙しい日を過ごしています。 長兄が他界すると言うことは、私もそれだけ歳を取った、と言うことです。 疲れ易くなった事も頷けます。

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2023年09月09日

徘徊歳時記 ’23-40 おジイ散歩

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2023.09.09

徘徊歳時記 ’23-40
おジイ散歩

 前回のブログ(9/3付)で何時雨が降るんだ、一雨来れば少しは涼しくなるなどとノタマワッテしまいました。 雨は直ぐに降って一度は涼しくなったのですが、晴れたらばまた暑くなって、そして昨日と今日は涼しい、いや少し寒いそんな状況です。

 徘徊も少しずつですが復活しています、5日は桃園川緑道から神田川にかけて、7日は井の頭公園の池の周りと御殿山、こんな辺りをブラブラとおジイさんが歩いています。
 祇園祭の過労もなんとか回復した様子、足の裏の皮膚が白くなっていたのも、元に戻った様子です。
 まずは5日と7日の成果をご覧ください。

 一枚目の写真は、5日に桃園川緑道で撮りました。 ネットで調べたところ、イケイノウゼンorピンクノウゼンとありました、凌霄花(ノウゼンカズラ)と同種だそうです。 花は凌霄花より小さめで形はノウゼンです、色的には大分異なります。
 二枚目は井の頭公園で、7日に撮影した夏季のみです。 ここまで大きくなって、色も着き始めています。

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2023年09月03日

徘徊歳時記 ’23-39 雨は何時

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2023.09.03

徘徊歳時記 ’23-39
雨は何時

 9月に入りましたがいまだに暑い日が続いています、一度雨が降らないと涼しくならないのでしょうか、台風で被害に遭われた皆様からはお叱りを頂きそうな発言です。 祇園祭の過労も少しずつですが和らいで来ています、徘徊にも出られるようになりました、8/30・31そして9/1と銚子に乗って、3日続きで出掛けたのですが矢張り身体が付いて行けません、昨日と今日はグウタラ過ごしています。 今年は祇園祭の疲労回復に時間が掛かっています、例年ですと10日から2週間と云ったところだったのですが、今年は1ヶ月です、健康診断やら新しいカメラの取り扱いやらナンタラで、出掛けなければ成らなかった事も要因の一つかもしれません、最大の要因は矢張り年齢によるものなのでしょうか。

 8/31の小石川後楽園、9/1の光が丘団地内で撮影した写真をご覧ください。
 一枚目の写真は、小石川後楽園で撮影した外国人観光客です、傘は入場者に貸し出しているもののようです。 日本人が差していると鬱陶しいのですが、外国人が差しているとなんとか見られる、此のように思うのは私だけでしょうか。
 二枚目の写真は、都営大江戸線を終点で下車して、バラの園まで歩いて行く道で見つけました。 今年初めてです、やっぱり秋は近付いて来ています、次の秋はどんな花になるのか楽しみです。

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2023年08月30日

徘徊歳時記 ’23-38 秋の足音

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2023.08.30

徘徊歳時記 ’23-38
秋の足音

 暑いと言うのが嫌なほど猛暑日が続いています。 この暑さ如何すれば凌げるのか、日陰で静かにして遣り過ごせば良いのか、それとも冷房をガンガン効かせてCO2の排出に寄与すれば良いのか、チョット考え所です。 でも秋はゆっくりですが忍び寄って来ているのも事実です。
 今日と28(月)は俳諧に出ていました、日向は相変わらず暑いし汗が出ます、電車・バス・ビルの中は冷房が効き過ぎていて寒い、真夏のままです。 しかし植物は秋の顔に変わって来ています、例年に比べれば確かに暑い残暑ですが、秋の足音は聞こえて来ます。

 一枚目の写真は本日、善福寺公園で撮影した酔芙蓉です。 この花はチョット好きな花なので毎年のように撮影しています、お前は呑兵衛なので、酔芙蓉の酔が気に入ってるダケじゃねーのか、こんな声が聞こえて来そうです。
 二枚目は、28(月)に桃園川緑道で撮影した紫式部です。 このくらいの紫の濃さが、平安歌人らしくて好きなのですが、如何なものでしょうか。
 三枚目は植物ではなく、黒い蝶々です。 横須賀に居た小・中学の頃は、セミとかチョウとかは夏休み終わり、こんな記憶があります。

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2023年08月26日

徘徊歳時記 ’23-37 復習・解体

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2023.08.26

徘徊歳時記 ’23-37
復習・解体

 相変わらず猛暑が続いています、俳諧に出よう、撮影に出よう、此のような気には更々成れません。 そうかと言って家でダラダラしていても、暑苦しいだけで物事は前に進みません、では如何すれば良いのか、その答えを私は持ち合わせておりません。

 昨日は眼科の検診で出かけておりました、10時半過ぎに眼科医院に入って、11時くらいから検診が始まって、終了したのが12時半過ぎくらいだったでしょうか。 こんな時間経過を書き連ねたい訳では有りません、検診の後は眼がショボショボして、涙が出て、ピントが合わない。 こんな症状が夕方暗くなる頃まで続いて、大変往生させられました、エスカレータを使う時、階段を上り下りする時には、神経を使いました。

 嫌な話はこれくらいにして、しかしこんな状況ですので、ご覧頂ける写真は撮れておりません、今日もまた祇園祭の復習です。 今日の復習は7/18に行われた、前祭の山鉾解体です。
 今日の一枚目の写真は岩戸山です、曳山は真松を切り倒してから四本柱の解体に入るのですが、その一コマです。 岩戸山では、真松にノコギリで三本の切れ目を入れて、ロープを引っ張って、真松を折倒します、添付の写真はその折倒されたところです。
 二枚目は月鉾です、鉾の場合は真柱を付けたまま鉾を後方に90°回転させます、鉾が仰向けになった状態で心柱を抜き、その後90°元に戻して、四本柱(鉾本体)を建て直してから解体入ります。 鉾建の時とは逆の作業をします、写真は鉾が後方に回転して、まもなく水平になる直前のカットです。

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2023年08月21日

徘徊歳時記 ’23-36 続・続

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2023.08.21

徘徊歳時記 ’23-36
続・続

 続・続と書きましたが身体がゾクゾクしている訳では有りません、イオン・まいばすけっとの続の続です、要は3回目です。 スーパーマーケットと云われるカテゴリーに分類される商店は、Aの商品は彼方の店より1円高い、Bの商品は此方の店より2円安い、このように1円、2円の商売をしている営業形態だと思います。 このような状況で、大きなレジ袋と小さなレジ袋では2円しか差がない、とレジをしている若いバイトの兄ちゃんはノタマワリました。 そして増長して、これの弁護をしたのが店長らしき人物です、この人達は何を考えているのでしょう、何も考えていないかもしれません、これがイオン・まいばすけっとの店員の実態でしょうか。

 相変わらず徘徊や撮影には出かけておりません、でも家から出てない訳ではないのですが、今日も野暮用で出ていました、途中に大雨に会いました20〜30分ぐらいの事だったでしょうか。 取りあえずカメラは持って出たのですが、なぜか撮影する気になれません、暑さの為でしょうかそれとも祇園祭症候群でしょうか、ヨドバシカメラでSONYのカメラの調査をして帰って来ました。
 寄って前回と同様、お目に掛けられるような写真が取れていません、整理中の祇園祭の写真をご覧いただきます。

 ご覧頂く写真は、7/15宵々山での一コマです、宵々山の夕方、綾傘鉾で撮影しました。 駒形提灯が傘から透けて見えている、こんなところが面白くてシャッタを切ったのですが、如何なものでしょうか。

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2023年08月16日

徘徊歳時記 ’23-35 何とか片付きました

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2023.08.16

徘徊歳時記 ’23-35
何とか片付きました

 祇園祭から帰って来て、やっとの事で荷物の片付けが済みました。 洗濯物は荷物が帰って来たら早々に処理したのですが、その他の荷物は放ったらかしでした。 でも何とかカメラはカメラロッカーに、トランク類は所定の場所に、PC・カメラ・スマホ関連の充電器やケーブル類も始末が付きました。
 六月末から七月初旬、京都に行く前に東京で撮影したDatの一次選考も済ませて、何とか祇園祭のDatの整理に取り掛かれました。

 そうそう一昨日の続きを書かなければ。
 イオン・まいばすけっと、この企業はバイト君の選考と教育に問題があるのでは、このように考えられるのですが。 女子大生のバイト方にも数人会いましたが、愛想もいいし、レジ袋に入れるのも早くて丁寧でした。 おばちゃんは少しノロイが、丁寧で愛想も良く客思いの様子です。 でも若い男の店員は、自分の責任逃れしか関心が得ていない様子です。 大きいレジ袋にしますか小さいのにしますか、これが責任逃れの一言です。 小さい方では入りそうも無いので、大きい方でよろしいですか、この言い方が正解ではないのかと思いますが、如何でしょうか。
 イオン・まいばすけっとの経営陣の皆様は、如何お考えなのでしょうか。

 東京に戻ってからは、まともに徘徊・撮影に出ておりません、ですのでお見せできる写真も尽きてしまいました、よってただいま整理中の祇園祭の写真の中からご覧頂きます。
 添付の写真は、7/10に行われた神輿洗いの一コマです。 道清めの大松明が四条大橋から八坂神社に戻って、今度は神輿を先導して出て来ます、四条大橋の手前、南座の前を通過する時のカットです。

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2023年08月14日

徘徊歳時記 ’23-34 鬱陶しい

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2023.08.14

徘徊歳時記 ’23-34
鬱陶しい

 お盆です、台風も来ています。 日本人の大半の皆様にとっては、お盆休みの楽しい季節なのでしょうが、私的には祇園祭が終わってお盆明け迄は何もしたく無い、何もしなくて良い時期なのですが、今年は少し事情が違っています。 市の健康診断があったり、おもちゃの整理があったり、それに台風6号and7号、体を休める暇が無いのと、ブラブラと撮影に出られるチャンスもなかなか有りません。 気温30度を超える毎日と、2つの台風です、鬱陶しい事この上ない状況です。

 こんな時期に鬱陶しい事がもう一つ怒ってしまいました、たまに行くスーパーでの出来事です。 レジでフクロは如何しますか、大きいのにしますか、小さいのにしますか、と聞かれたので。 入る方で良いと答えると、では大きい方に入れます、と帰って来ます。 少し大きな声で、入る方で良いと言ったろ、と言うと。 店長らしき人物が来て、先日も同じような事を言っていた、大声を出さないでくれ、と言われました。 私は店長にも聞こえるように言ったのです、ここの若い男性従業員の指導が悪いからです。
 続きは次の機会に、イオンのまいばすけっと、とにかく私は出禁になりました。

 何かのツイデがないと徘徊も花の撮影もままならない状況です。 10日(木)に井の頭公園で撮影したものをご覧いただきます。
 一枚目の写真は藪茗荷です。 薄緑の玉、黒の玉も好きですが、やはりこの白い花が一番ではないでしょうか。
 二枚目の写真は蝉の抜け殻です、不勉強なので何ゼミかは分かり兼ねます。 子供の頃(横須賀に居た頃)は良く見掛けた景色なのですが。
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2023年08月09日

徘徊歳時記 ’23-33 槿・木槿

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2023.08.09

徘徊歳時記 ’23-33
槿・木槿

 祇園祭から帰って来て1週間になります、例年ですと8月の上旬は2週間ほどグウタラしていたのですが、今年のグウタラは何故か1週間です。 例年と比較して今年は体調が良い、そんな訳はありません、祇園祭が終わって71歳に成りました、年齢は嘘をつきません。

 7日は武蔵野市の高齢者健診、昨日はカメラを持って出掛けたのですが、これも別件で出掛けた序での事です。 祇園祭を終えて、京都から帰って来たはずなのですが、何故かムクゲの花を追い掛けています、5種類ほど撮影できました。

 一枚目の槿は花笠だと思います、白の花もありますが何方が本来の花笠なのかは、良く解りません。 私見を述べさせて頂けるのならば、ピンクの方が可愛らしいと思いますが、如何でしょうか。
 二枚目の木槿は区別が付いておりません。 白の底紅で小振り、そして半開き、これだけですと宗旦なのですが、如何も少し違います。 雌シベ(花の中心の棒状部分)の下方に、ヒラット肉弁らしきものが有ります、底紅でなければ祇園守りの出来損ないなのでしょうが?
 とにかくムクゲの分類は難しい、痛感させられます。

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2023年08月05日

祇園祭 ’23–12 終わっていない

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2023.08.05

祇園祭 ’23–12
終わっていない

 7/31付のBlog「祇園祭 ’23–11」で祇園祭も今日でお終いと書いてしまいました。 
これは祭関係の皆様に対してはチョット配慮の欠けた発言だったと、後になって感じた次第です。
 8/1の午前中は八朔を撮影して、午後は荷物の片付けをして、2日の午前中にホテルをチェックアウトしました。 東京に戻ったのは2日の15時くらい、先ずは洗濯物の始末をして、PC関連の片付けをして、京都で撮影したDateのHDへのSave、何だ神田と雑用を済ませて。 この数日は、休み休み片付けやら何やらをして、只今このBlogを書いています、カメラ類の半分は未だトランクの中、未整理の状況です。

 冒頭の配慮に欠けた発言、これに気が付いたのは八朔の撮影中です。 四条通の花見小路界隈を歩いている時に、老舗のショーウィンドで見付けたのが添付の写真です。 この藁縄で纏めた竹の束ですが、28日の神輿洗の時に神輿を先導した松明の一部分である事は明らかです。
 祭関連の皆様は、自分達が分担して来た祭事が一段落すると、来年の祭礼に向けての準備を初めているのではないでしょうか。 その一環として、今年の成果を飾っている、このようにも見る事ができました。

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2023年07月31日

祇園祭 ’23–11 疫神社祭

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2023.07.31

祇園祭 ’23–11
疫神社祭

 7月31日、1ヶ月に及んだ祇園祭も今日の午前中に行われた、疫神社の払いを持って終わりを迎えました。 私も7日の午後に京都に入って、10日の午前中の神事用水清祓いから撮影を始めました、例年こんなものでしょうか。
 祇園祭は疫病退散の祭祀です、疫病退散を司るのが疫神の井です、この疫神の払いを行うための1ヶ月にも及ぶプレイベントが、祇園祭なのです。 祇園祭がこの様な形態になったのは何時なのかと聞かれると、私には解りませんと答えるしか有りません。 しかし応仁の乱の時には、現在とほぼ同等の形態だった事は明確な様です。 とにかく千年以上も続いている祭なのですから、判らない事が有って当り前、全てが明解に成っている方が不思議かも知れません。

 添付写真の一枚目は疫神社祭の1コマです、神職による神事が終了して、長刀鉾の稚児と禿が茅の輪くぐりを終えて、斎場から出て来たところです。 昔は疫神社祭に稚児・禿は出席していなかったと記憶しているのですが、出席するように成ったのは10年くらい前からでしょうか。
 二枚目の写真は祇園守です、白の半八重の槿ですが、八坂神社の境内に咲いているのが本歌だと思います。 今年は少し遅いようで、やっと咲き始めた状態です、去年の七月末は盛りのチョイ前位の状態だったと記憶しています。

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2023年07月29日

祇園祭 ’23–10 歩行者渋滞

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2023.07.29

祇園祭 ’23–10
歩行者渋滞

 昨日28日は後の神輿洗でした、午前中は神事用水の清祓い、そして夕方からは神輿洗が行われたわけですが、問題はその時に起こりました。
 道清めの大松明が四条大橋の上に来て、その後神輿が来て橋の上で神事を行っている時の事です、四条大橋の周りは歩行者の交通渋滞で身動きが取れない状態です。 警察官は、立ち止まらないで下さい、ここでは神輿を見る事が出来ません、等などと大声で喚き散らしています。
 これは観光客の皆様に対して大変失礼な物言いでは無いでしょうか、日本に観光に来て下さい、祇園祭を見に来て下さい、等と言っておきながら現場では見られません。 これでは詐欺だと言われても、言い訳ができないでしょう。
 これは既に現場の警察官の問題を超えています、八坂神社、行政、そして警察上層部の問題かと考えています。 来て欲しい、見て欲しいのであれば、それを達成できるシステムを構築する事から始めるべきでは無いでしょうか。 7/13付のBlog「前祭曳初」でも書きました、傘を挿しながら写真を撮って、これで仕事をしていると考えている様な上級警察官、この様な方々がお考えになった警備システムであればこんなものかも知れません、現場の警察官がカワイソウになって来ます。

 嫌な話はこれくらいにして、神輿洗いに関する写真をご覧ください。
 一枚目の写真は神事用水を宮川から組み上げる時の一コマです、四条大橋の西詰の南側からの撮影です。 地下鉄の入り口前に陣取っている観光客やカメラマンの数で、前祭との違いが伝わっているでしょうか? バックに東山が映っていると祇園祭だな、この様に感じるのは私だけでしょうか。
 二枚目の写真は、道清めの大松明です。 四条大橋の上での廻せ廻せを終えて、神社に帰って行く時の一コマでバックは南座です。

 今日は府立植物園に行って来ました、27日にも行ったのですが、疲れが出て目的を達成できず途中で帰って来てしまいました、今日は目的の槿を第1に撮影を進めました。
 祇園祭はやっぱり槿です、檜扇はどうもピンと来ません。

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2023年07月27日

徘徊歳時記 ’23-32 みたらしまつり

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2023.07.27

徘徊歳時記 ’23-32
みたらしまつり
 
 昨日は祇園祭の撮影が無かったので、あのクソ暑い中を徘徊に出ていました、行った先は下鴨神社です。 四条大宮から201系統の市バスに乗って、出町柳で下車します、あとは徒歩で1km程あったかと思います、お祭りの撮影では有りませんノンビリ歩いて本殿前の会場まで。
 御手洗祭は境内を流れる川の水に足を付けると、1年間無病息災で過ごせる、この様な信仰から始まった行事の様です。 この様な信仰は下鴨神社だけでは無く、北野天満宮にも在った、こんな話も耳に入って来ます、千年も前の話でしょうから詳しい事は闇の中です。 でもこの様な裏の話が闇の中で飛び交っている、これがKyotoの京都らしい所では無いでしょうか。

 添付写真の一枚目は、御手洗祭で川の中を歩いている所です、老若男女様々な方々が皮に入っています。
 二枚目の写真は、御手洗祭の時に出されるお守りのようです、何ともそれらしい形ではないかと思いませんか。
 三枚目の写真は芙蓉の花です、帰り道の山道で見つけました。

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2023年07月25日

祇園祭 ’23–09 後の祭り

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2023.07.25

祇園祭 ’23–09
後の祭り

 今日は25日、後祭の山鉾曳廻も還幸祭も済んでヤレヤレです、観光客の皆様は前祭まで、チョットした祇園祭マニアの方でも還幸祭までだろうと思っているのですが。 私的には後の神輿洗い、そして疫神社の払いまでが祇園祭だと意識しています、祭の関係者もまたその様に考えている事と感じています。
 一昨日は日和神楽から暴れ観音までの撮影でした、昨日は西御座が石段下を通過するまで撮影しました、流石に宮入りまで付き合う体力は残っていません。 そう謂う事ですので両日共に、ホテルに戻ったのが如何にか日付が変わる前でした、こんな状況ですので少し疲れが出ています、歳の所為も有るのでしょうが朝がきつくなって来ています。 今朝は9時に鉾町に入ったのですが、鷹山と大船鉾は四本柱も無く、昨日の内に解体を済ませていた様子です。 北観音山と南観音山は、既に松切りを済ませた状態です、四本柱の屋台は如何にか残っていました。

 ご覧頂く最初の写真は、宵山の1コマですが、日和神楽奉納のために御旅所に向かっている南観音山です。 寺町通を三条から下りて来ている所です、4基ともに三条から寺町を通っている様子です、後祭と前祭が別れてからの事でしょうか、戻りは蛸薬師を通っていました。
 二枚目の写真は、神輿渡御の準備のために長柄を運んでいる所です、あの細い錦市場の通りを長い柱が通って行きます、迫力はありますが見ていられる場所が有りません。

 宵山でしたら駒形提灯やあばれ観音、後祭の当日でしたら山鉾の辻廻とか神輿渡御の風景が、一般的なのでしょうが。 この度は、ご覧になる機会が少ないであろうと思われる二枚のカット、こんなモノを載せて見ましたがいかがでしょうか。

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2023年07月23日

祇園祭 ’23–08 後祭の宵山

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2023.07.23

祇園祭 ’23–08
後祭の宵山

 今日は7月23日、後祭の宵山ですが朝からこのBlogを書いています、ついでに洗濯もしています、鉾町に入るのは昼くらいになるのかと。 そして明日は後祭の山鉾曳廻、花傘巡行、還幸祭の神輿渡御が行なわれます。
 7月は祇園祭の撮影のために京都に来ているはずなのですが、コロナが始まった頃からは空き時間を見つけて、祇園祭以外の撮影にも励んでいます。 東福寺や御所で花の撮影もしますが、平安神宮の風鈴なども有りです、昨日は梅干しの天日干しを撮るために北野天満宮に出向きました、七夕飾りもあったのでこれも併せて撮って来ました。 撮影を終えて帰り道の参道を歩いている時に、神職の方とお目にかかりました。 ちょっとした立ち話をさせていただいたのですが、神社のお祭りのポスタなのに僧侶が写っている、これはどう謂うことか、こんな事から始まりました。 北野天満宮と八坂神社は似たような発展を遂げて来た、御手洗祭は北野にもあったこちらの方が古いのかもしれない。 10分か15分ほどの時間でしたが面白いことを数多く勉強させて頂きました、私の様な不勉強なカメラマンに貴重なお時間を割いて頂き、本当に有り難う御座いました。

 添付写真の一枚目は、昨夜撮影した宵山の一コマです。 役行者山の写真ですが、他所の町内とちょっと違った絵面でしたので、御目に掛ける事としました。
 二枚目の写真は昨日の午前中に、北野天満宮で撮影した梅干しの天日干しの一コマです、本殿前の庭で干していました、まさに梅の神社の神事です。

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2023年07月20日

祇園祭 ’23–07 後祭の曳初

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2023.07.20

祇園祭 ’23–07
後祭の曳初

 昨日は後祭の山鉾たて、今日の午後は後祭の曳初がありました。 一昨年までは新町通の3基でしたが、昨年からは新造の鷹山が加わって三条通でも行なわれています。 午前中は何処の山鉾町も曳初の準備をしているわけですが、これをパスして平安神宮とその界隈を徘徊していました。 今年はどうも祭に集中できません、祭が面白く無くなった、そう謂う訳では無く、体が怠い付いて行けない、そう言った事です歳なのでしょうか。

 一枚目の写真は鷹山の曳初の1コマです。 鉾と曳山には囃子が付随しています、囃子方の中で鉦を担当しているのは子供達です、この鉦を叩くスティクには長い緒が付けられています。 鉦を叩くとこの緒が上下に跳ねて踊ります、観る余裕があれば面白いカットかもしれません。
 二枚目は午前中に行った平安神宮での1コマです。 聞いた話なのですが、この時期平安神宮では風鈴が飾られています、そこで気晴らしの徘徊に出向いた訳です。 バックに写っているのは応天門です。

 このBlog書いている途中で、一時中断をして四条寺町の御旅所に行って来ました、奉納囃子の撮影です。 神輿が御旅所に置かれている間は、毎日夕方から輪番で祇園囃子を奉納します。 ホテルを出て御旅所で撮影をして、そしてホテルに戻るまで、ざっと1時間くらいでしょうか。

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2023年07月18日

祇園祭 ’23–06 前祭も済みました

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2023.07.18

祇園祭 ’23–06
前祭も済みました

 7月も18日になりました、前祭も昨日で終了、今日は前祭の山鉾の解体、そして後祭の山建てが始まっています。 16日と17日は疲れていてブログを書く気力すらなら無い状態でした、今日になってやっとその気力が出て来た状況です。 今日の山鉾解体では珍しい事に出会いました、トラブルに2件遭遇したのですが、何方かが既にネットにアップしていると思いますので、私的には宵山、山鉾曳廻の事を書かせて頂きます。

 最初にご覧頂く写真は、宵山(16日)におこなわれる日和神楽です、各山鉾の囃子方が御旅所に出向いて、お囃子を奉納して、17日の山鉾曳廻の天気をお願いする、その様な行事です。 この写真は1番最初に御旅所に来る綾傘鉾です、棒振り囃子も併せて奉納されます。
 二枚目の写真は、17日に行われた山鉾曳廻の1コマです、くじ取らず鉾2番の函谷鉾の烏丸御池の辻廻です。 30年くらい前までは大変お世話になっていた函谷鉾ですが、曳廻のときにまともに撮影するのは久々です。

 宵山は八坂神社で石見神楽を撮って、綾傘の日和神楽を撮影してホテルに戻りました。
 山鉾曳廻は朝の7時前に締縄切りの場所に入って、撮影したのは9時過ぎです、それから河原町御池の辻回しに行って、あとは新町四条に回って、昼間はこれで終了です。
 夜は新しくなった三条大橋で神宝列が来るのを待って、中御座の神輿が通過するまで撮影して。 後は御旅所で神宝列が来るのを待って、駒形稚児を錦天満宮で撮影して、これで神幸祭は終了です。

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2023年07月15日

祇園祭 ’23–05 宵々山

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2023.07.15

祇園祭 ’23–05
宵々山

 祇園祭は神輿洗・鉾建・曳初も済んで夜のバージョンに移りました、昨日は宵々々山そして今日は宵々山です。 昨日は昼の部と夜の部の2部に分けて徘徊でした、夜の部の歩行者天国が無かったのでちょっと残念だったのですが、その分例年とは違う祇園祭を見る事ができました。 例年ですと四条通の大きな鉾の周りで駒形提灯を撮影するのですが、今年は警察官のチェックが厳しくなっています、仕方がなく細い通りの小さな舁山の周りの徘徊になりました。

 一枚目の写真は、昨日の夜に綾小路で撮影した駒形提灯です。 手前に大きく写っているのが芦刈山です、後方で小さくボケているのは伯牙山です。 芦刈山も伯牙山も舁山です、四条通や新町通に比べると、綾小路や油小路は風情が有る様に感じます。
 二枚目の写真は、今日の午前中に錦小路の霰天神山の町内で撮影しました。 背景の駒形提灯に白い花が絡んでいるのですが、紫陽花の種類だと思うのですが名称不明です。 花の形は柏葉紫陽花なのですが葉っぱが違います、どなた様かお詳しい方おいででしたならば、ご教授お願い申し上げます。

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2023年07月13日

祇園祭 ’23–04 前祭曳初

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2023.07.13

祇園祭 ’23–04
前祭曳初

 昨日そして今日は前祭の鉾と曳山の曳初でした、でも今日は残念な事に朝から雨が降っていました、午前中の長刀鉾の稚児社参の時間帯は何とか上がっていたのですが、午後の曳初はメッチャ降られました。 曳初とは鉾や曳山の試運転の事で、要するに鉾建てが終了して、完成した鉾や曳山の最終点検です。
 観光客の方々は、大きな車輪が付いて曳き廻されるのが鉾で、ヒトが舁いて(担いで)廻るのが山だ、このように見ているのではないでしょうか。 鉾と山の2種に大分類されていますが、実際はもっと多くに分類出来ます。 「鉾」は真木の先端に矛(ホコ)が着いているから「鉾」なので、元々は神泉苑に66本の矛が集まった、これが鉾の始まりかと思います。 矛とは槍などの武具だとの事です、其れが飾り物として段々大きくなって持って歩けなく成り、車輪を着けるようになったそうです、武具の鉾の他に「船鉾」と「傘鉾」もあります。 「山」は松を飾る事により山を模しているから「山」で、一般的には舁山です、松の木が大きくなって大きな車輪が付いたのが曳山です。 山の中には松を着けていない山もあります、よその祭では人形屋台などと呼ばれています。

 一枚目の写真は昨日行われた四条通の曳初の1コマです、函谷鉾が烏丸通まで進んで、今度はバックで戻って来ているシーンです。 背景に見える鉾は長刀鉾です、その後ろの山は祇園さんの裏山になる東山です、バックに東山が入る絵面は私の好きなカットの一つです。
 二枚目の写真は今日の午前中に行われた長刀鉾の稚児社参です、鉾の前をスタートして御旅所前の休憩までの1コマなのですが、バックの看板が面白くてシャッタを切ったのですが、さしずめ「類似ヴィトン」と言った所でしょうか。
 三枚目は今日午後の曳初です、四条新町から新町を少し下がって行った時のことです、この御仁は警察官です大分お上の警視くらいの階級にお見受けいたしました。 観光客の流れを撮影している様子ですが、この御仁が1番邪魔なのです。 周りの警察官は白いラインの外に出てください、道路の中央には入って来ないで下さい、と言っているのですが、その様にするとこの御仁がファインダの中に入ってしまいます。 頭で仕事をする階級の警察官なのであれば、もう少しお考えになってから仕事をしていただきたい。
 テロやデモの警備をしてる訳じゃねーんだろ、近付き過ぎると見えるものも見えなくなりますヨ。 もう一つ傘を差しながらの写真撮影、気楽な公務員の仕事ですナ。

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2023年07月11日

祇園祭 ’23–03 神話語り

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2023.07.11

祇園祭 ’23–03
神話語り

 昨日は7月10日、私的には昨日からが祇園祭の本番です。 では昨日はどんな行事が有ったかと云えば、まず四条通で鉾建てが始まります早い鉾町ですと朝の8時くらいからです、10時からは神事用水の清祓い、10時半からは長刀鉾町の鉾払い、この辺りまではコロナ前までに何度となく撮影しきたテーマです。 そして11時からは高橋町御斎竹社参と続きます、午後になりますと神話語りが行われるのですが、この2件は過去に撮影した事が有りません、要するに40年以上も祇園祭を撮影していて今回が初めてなのです。 夕方からはお迎え提灯、神輿洗いが行われますが、此方も嫌というほど撮影して来た行事です。

 添付写真の一枚目は神話語りの一コマです、神話のタイトルは因幡の白ウサギでした、八坂神社の舞殿で行われます。
 二枚目の写真は着物の紋様です、四条大橋の上を御輿が渡御しているシーンの様に見受けます。 高橋町の社参を撮影して、四条通に出て休憩を取ろうと、西楼門に差し掛かった時にお見掛け致しました。 後でわかった事ですが、神話語りをお聴きにいらした方でした。

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