2007.10.16
陳 謝
10月12日に第9回目の公判が行なわれたと前回(10/12)のブログで書きました、今日はこの公判の内容に触れてみようと思います。前回までは女性の裁判官と女性の書記官の2人で進めてきたが、今回はこのお2人に裁判長(男性)も加わり3人で進められました。
書面に関する一通りの話し合いの後、裁判長より『陳謝』の提案がありました。書面で陳謝をさせるから和解できないかとのことで、話し合いの展開の様子から被告側には事前の了解を取り付けていたように感じられました、これは悪い事ではなくあたり前のことかと思います、そうしないと和解の交渉はなかなか進展しません。
ここで提案のあった『陳謝』について少し拘ってみます、「広辞苑 第二版」によりますと『@わけをいってあやまること。A礼を言うこと。』と在ります、『A礼を言うこと。』では流石に和解には応じられません。侘びる気が有るならばやはり『謝罪』でしょう、前回の『遺憾の意』を含めて少しズレが有るようです、被告側に和解の意思が有るのかどうか疑わしくなります。私が『陳謝』ではなく『謝罪』にして欲しいと主張すると、裁判長も『陳謝』と『謝罪』とでは交渉の仕方に違いがある、このようなニュアンスの事を仰っていました。
被告に『謝罪』の意思があるのならば、私のほうも『赦罪』してもよいと思っていたのですが。
2007年10月16日
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