

2020.07.21
祇園祭 ’20–10
宮川
コロナ祇園祭の撮影頑張っています、前祭が済んでからはコロナよりも京都の七月の暑さに苦慮しています。
添付写真の一枚目は、仮の御神体が氏子町内を巡る為、御旅所を出発する時の一コマです。 蘇民将来の護符がブレています、祇園祭がコロナに負けてしまったのでしょうか、いえいえカメラマンが下手なだけではないでしょうか。
二枚目の写真は鴨川です、先斗町の床の提灯などの灯りが、鴨川の水面に反射して出来た光のアートです。 鴨川の水面に映った床の灯火で、何が宮川なのだとのお声もお有りでしょうが、しばらくお待ちください話はこれからです。
祇園祭は水の祭です。
10日の神輿洗いでは、宮川の水の中から歳神をお迎えして、この後神水で神輿を清めます。 28の神輿洗いでは、役目を終えた歳神を宮川に流して、お帰り頂く。
この話は何かの資料で読んだことがあります、しかし鴨川がなぜ宮川なのかが判然としません。 四条大橋から団栗橋の間を宮川と呼ぶと言う説と、団栗橋から松原橋の間を宮川と呼ぶとの2つの説を耳にします。 宮川町の前を流れているから宮川ではなく、宮川が流れている地域だから宮川町と呼ばれるようになった、これだけは理解できます。
比叡山辺りから流れて来る水や、貴船川から流れて来る水が、牛頭天王なりスサノヲ尊とどのように関係しているのか、この辺が疑問なのです。
祇園の神は貴船神社の神と同一ではないはずです。