2009.06.30
祇園祭2009 その1
理髪の儀
6月も末になりました、今年も祇園祭の季節がやって来ました。 昨年、一昨年も書きましたが、今年も祇園祭の事を書きます。 以前にも書きましたが、スタッフの間では6月15日の例祭より、本格的に祭りモードになります、そして京都市民の間でも7月1日より祭りが始まります。 1日には『長刀鉾稚児お千度』があり、この日より四条通、河原町通りのアーケードのBGMが祇園囃子に変わります。 2日には『クジ取式』、『山鉾町社参』があり祇園祭色も次第に濃くなって行きます。
1日のお千度をはじめとして、祭りの期間中に長刀鉾のお稚児さん及び、禿(カムロ)さんが、公式の行事(お千度、稚児舞披露、稚児社参、山鉾曳廻)に参加する前日には『理髪の儀』があります。 お稚児さんたちは祭りの期間中、俗にお稚児さんカットと言われる髪型をしていますが、この髪型に整える作業(*)を理髪の儀と呼んでいます。 この髪型を調髪出来る床屋さんは、氏子地域内に数軒残っているようです。 調髪の時にはハサミやらカミソリなどの刃物を使用するため、基本的に撮影許可は出ません。 そして今日又は昨日あたりに、お稚児さん禿さんたちの装束合わせもあったかと記憶しています、お稚児さんカットとはどの様な髪型なのか、こんな事を調べてみるのも祇園祭の楽しみのひとつではないでしょうか。
今年は関係者の間でしか知られていない様な、細かい行事を書いて行くつもりです、ご期待ください。
* もう少しマシな言い方が有るとは思うのですが考えつきません、ボキャブラリーの無さに情けなくなります。
2009年06月30日
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