2022年08月04日
祇園祭 ’22–尾 コロナ祇園祭
2022.08.04
祇園祭 ’22–尾
コロナ祇園祭
2日の夕方東京に戻りました、朝9時過ぎ京都駅から高速バスに乗って、16時半過ぎに新宿につきました。 昨日は一日掛けて、チンタラと荷物の整理をしていました。
東京に帰って来ているのに、祇園祭をタイトルに掲げているのはおかしいとお思いでしょうが、あえてここ3年のコロナ禍での祇園祭を振り返ってみます。 まずは、よく今年は山鉾曳廻ができたなと言うことです、大変なご苦労が有ったものと推察致します。
一昨年のコロナ元年は、山建・鉾建は無く、町家の2階の窓に稚児人形を飾るのみでした。 神幸祭・還幸祭はと云えば、神体の分霊を写した神籬を馬の背に乗せて、神社と御旅所の間を往復するのみでした。
二年目は鉾建はしたものの曳廻は無く、御幣を携えた町役員の御旅所への社参。 前祭は四条烏丸に集合して御旅所まで、後祭は三条烏丸に集合して三条通・寺町を通る昔の曳廻コースで行われました。 渡御の関しては、御旅所に置かれている元年と同じ神籬を、氏子地域を毎夕巡らせる、興味深い趣向に富んだ対応でした。
今年はどうだったのか、山鉾曳廻に関しては従来と変わりなく行われました。 神幸祭・還幸祭に関しては、神輿渡御は行われたものの神社と御旅所の往復のみでした。
一枚目の写真は元年の還幸祭です。 馬に乗せた神籬の行列が、石段下で大きくマワセマワセをしているところです、これには感動しました。
二枚目の写真は神籬が御旅所にある1週間の間、毎夕氏子地域を巡っている1コマです。 22日の夕刻、北観音山の町内を通っているところです。
三枚目は今年の還幸祭です。 三社の神輿を四条大橋の上で並べたところです、バックの空は夕焼けです、こんなタイミングで神輿を撮影できるなど、コロナ前には考えも付かなかった事です、怪我の功名でしょうか。
とにかく此の三年、町衆は自分の持ち場でそれぞれに頑張ったと思います。